本日は土用の丑の日、スーパーの広告も鰻一色ですが、土用の丑の日に右京区の蓮華寺で行われるきゅうり封じをご紹介いたします。
蓮華寺の五智如来(左より釈迦如来 阿弥陀如来 大日如来 宝生如来 薬師如来)
きゅうり封じとは
きゅうり封じとは、一切衆生が病気や苦しみから逃れて丈夫で長生きできるように、弘法大師・空海が中国から伝えた秘法だと言われています。
護符(お札)が埋め込まれたきゅうりで3日間朝晩、痛いところ、悪いところをご真言を唱えながらさすると、きゅうりの中に悪いものが溶け込むとされています。
真言密教の三密加持「身」「口」「意」。
体をさすり「身」 声に出して祈祷し「口」 早く良くなれと願う気持ち「意」で、きゅうりに病魔を封じ込めるそうです。
お札も授与されます
病魔が封じ込まれたきゅうりは4日目の朝に、人の踏まない清浄な土に埋める又は同寺へ納めます。
いただいたお札は南向き又は東向きに飾ってくださいね。
祈祷料は1,000円、きゅうり代込みです。 2025年7月現在
本年は福知山産のきゅうりのようです
アクセス
蓮華寺HP http://rengezi.com/
住所:京都市右京区御室大内20
TEL:075-462-5300
◆京福電鉄 御室仁和寺駅 徒歩3分
◆市バス&JRバス 御室仁和寺 徒歩2分
◆JR山陰本線(嵯峨野線)花園駅 徒歩20分